合掌

jumechi

2006年03月28日 22:28


わが街の偉大なリーダーが昨夜、62年の生涯を終えた。

個人的には、助役時代からお世話になった。
当時学生だった私は、外国からの留学生から相談を受けると、よく彼に会いにいった。
彼は職務ではなく個人的に、彼らの保証人を快諾してくれた。

市長になってからは米軍基地の問題でさまざまな方面から重圧を受けながらも、政府に対して一歩も引くことなく、交渉し続けた。
この問題に関して逆の立場に立った多くの市民や政治家も、もともとは名護市発展のために共に汗を流した仲間、心の中では互いに支えあっていた。
その仲間たちが記者会見で、口をそろえて「立派な政治家だった」と言い、別れを惜しんだ。

彼が市政方針の第一に挙げていた「小さな世界都市」構想は、新しい市長に引き継がれた。
私も市民の一人として、お世話になった者の一人として、そして愛-Houseスタッフの一員として、自分の周囲に小さな世界都市を築くべく力を尽くしていこう。

彼の周囲にいた人は、みんな気付いていたと思う。
彼が命を削りながら仕事に打ち込んでいたことに。

私はあなたのことを一生忘れないでしょう。
ありがとうございました。
お世話になりました。

どうか、どうか、安らかにお眠りください。

関連記事