街は美術館

jumechi

2006年01月14日 16:03



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名護市の旧市街と新市街を結ぶ大西トンネル。
当初そこは、2つの市街の間にポッカリとあいた隙間のように、うすら寂しい場所だった。
まあ、普通トンネルとはそんなものだろう。
車を運転する人たちは1秒も早くそこを通り抜け、外の明るくて広い場所に出ようとする。

そんなトンネルをアートギャラリーにしようと考える変わった男が出現した。
高校教師だった彼は自分の教え子と地元の高校生に絵を描かせ、それをトンネルの壁に貼り付けた。
それ以来、そこは市民の散歩道になった。

ある日僕はふと考えた。
「どうせならそこを歩く人や走り抜ける車も美術品にしちゃえばいい。」
学校帰りの女子高生たちが賑やかに歩いていたが、彼女らにモデルをお願いすると、きっと変質者と間違われるにちがいない。
仕方がないので車を撮った。
中央分離帯で三脚付きカメラのファインダーを覗き込んでる男って、害はないけどやっぱり変かもしれない ^^;
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